窓の配置は風の道
窓の配置で気を使ったことは大きく2つある。
1つは4隅に窓は設けないと言うことで、これは強度確保の筋交を優先するためだ。
デザインよりも強度だ。 角から半間には窓を設けたくない。 それに、角は壁の方が外観上も安定していて、個人的には良いと思う。
2つ目は風の通り道を作ると言うことで、南北に風が直線で抜けるように窓を配置した。 矢印の2ヶ所がそうなんだが、個室はしょうがないとしても LDK だけは真っ直ぐ風が抜ける。
一間幅の下屋庇と風の通り道、これだけで夏の涼しさはずいぶんと違う。
2階(屋根裏部屋)は構造上どうしても南側に窓は設置できないので(費用がかかりすぎる) 薪ストーブの煙突を通す角チムニーの南壁に電動式換気窓を設けることにした。
出入口の引戸を格子戸にして階段の窓と結び、風の通り道を確保した。
405 × 970 の小さな窓だが、これだけでも南北に空気が動き随分違うはずだ。 窓が2つあっても対面にないとスムーズに風は流れてくれない。
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