閑居人のブログ

終の棲家を見つけた!

シナベニヤの目透かし張りと節無し杉板の乱尺張り

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今ではあまり使われなくなったのかな?

 

榀ベニヤの目透かし張りなんだが、

こいつは安くて見た目がキレイなので、昔から好きな内装仕上げだ。

 

25年前に最初に建てた一戸建てでも、

子供部屋の天井でシナベニヤを採用したことがあった。

 

あの時は正方形で市松模様のように張ったが、

今回は一間巾なので、シンプルに横目地だけにしてみた。

 

 

今回のリフォームではビニールクロスを使いたくなくて、

壁は漆喰仕上げにするし、天井も自然素材を使うことに決めていた。

 

天窓のある勾配天井は、当初の計画では漆喰塗りだったんだが、

15mmの杉材が余っていたので、それを張った。

 

外壁に使った板なんだが、4mものなので長い半端材が大量に出たのよね。

なので、勿体ないから天井に流用したのだ。

 

本実の板を、木工ボンドとフロアビスでしっかり留めたので、

滅多なことで落ちてくることはないだろう。

 

初めてやった割には上出来、自画自賛ね(笑)

 

 

既存の天井がケイカル板なので、シナベニヤをそのまま張れない。

なので、30mmの角材で下地を作り、

 

目透かしで露出する部分に天然木をスライスしたテープを貼った。

固定は、下地にボンドを塗りピンタッカーで留めるのだ。


頭部のない針のような釘なので、ほとんど跡が分からない。

隠し釘よりも更に目立たない細さだ。

 

 

既設のケイカル板は、もともと外通路の天井だったので、

天井裏には断熱材が入っていない。

 

どの程度の空気が動いているのか確かめるために、

風のある日を待って、配線のために開けた穴から頭を出して覗いてみた。

 

そしたら、素晴らしく通気工法が効いていて風が吹いていた。

このままでは冬が寒そうだなってのが結論だ。

 


さっそくグラスウールを買って来て、天井裏に敷き詰めたんだが、

この作業がまたえらい大変で(笑)

 

断熱材とシナベニヤの間には、角材下地30mm分の空気層も出来たし、

これで冬場の断熱は、たぶん心配ない。

 

 

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緑の印は照明器具の位置で、ダウンライトを埋め込む。

 

全部で4つ、調光器のスイッチになる。

他に照明器具はなく、ダウンライトだけのシンプルなものだ。

 

 

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既存の柱と壁が塗装仕上げなので、どうしようか迷ったが、

新たに造作した木部は、何も塗装しないことにした。

 

これはこれで良い感じなんじゃないかなと・・・

 


 

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