天井高を考えた
LDK は薪ストーブ を3台並べて置くので、本当は天井高が 2600 程度は欲しかったんだが、200mm 高くすると、それに伴って全ての構造材が長くなり費用が嵩んでしまう。
おまけに、ローコストなので、天井は全て白系のビニールクロス仕上げなんだが、全ての天井高が 2400mm というのもなんだか殺風景過ぎてツマンナイ。
上の図は小屋伏図、つまり1階の天井裏なんだが、梁は使う場所によって縦幅がまちまちだったりする。 梁の天端までは 2900mm あるんだが、この図の中で最大の梁は 420mm なので、2400mm の天井高であればボード厚みを 10mm 差し引くと、梁との間は 70mm の空間になる。
そうね、頑張ってボードを梁に直張りしてみたところで、天井高は 2470mm が限界だ。
たった 70mm じゃなぁ~
そこで思いついたのが、梁を1本だけプレナー仕上げにして現してしまおうというもので、図中の色のついた梁がそれだ。
縦幅が 420mm の次に太いのは 360mm なんだが、これにボードを直張りすれば天井高を 2530mm にすることが出来る。 420mm の梁は、2900 ー 420 で 2480mm になるから、2530mm の天井高と 50mm ではあるが、それなりの視覚的な段差もできる。
間取り図に天井高のエリアを描いてみたのが上の図なんだが、130mm の段差を廊下とキッチンで見切れば、なかなか良いと思えてきた。
大工的には手間が増えて嬉しくないだろうが(笑)
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