天然(自然)乾燥材はいいもんだ
たらればの話をしてもしょうがないんだが(笑)
建築費に制限がなければ、構造材から内装材まで全ての木材を自然(天然)乾燥材でやりたかったんだが、なかなかねぇ~ それは叶わない。
木材の調湿効果を期待するならば自然乾燥材に限るんだが、て言うか、人口乾燥材でも調湿効果はあるが劣る。 比較すれば半減以下らしい。
なので、内装材の一部だけでも自然乾燥材を使おうと、壁の板張りだけは杉の自然乾燥ものを使った。 本当は床もやりたかったんだが、予算オーバーで断念だ。
それでも、ビニールクロスだけの内装よりマシ、て言うか、感覚的にもかなり良い。
全部合わせると、その壁面積は30平方m以上になる。
薪ストーブを焚いていると特に乾燥するんだが、旧宅の湿度計では20%未満で計測不能のLOW表示だったものが、この家ではそれがなくなった。
ん? 1度だけあったかも知れないが、たぶん24時間換気の給気口を閉じた時かも知れない。
どんなものかと試しに閉じて、開けるのを忘れた時だと思う。
24時間換気扇は煩いので回さないんだが、代わりに薪ストーブが排気するんで給気口は開けておかないとならない。
まぁそんな訳で、湿度はだいたい30%前後だったと記憶している。
LDKでは、北側の壁全面と南側の土間通路の一部がその杉板だ。
北側の壁はトイレの中の壁まで繋がっている。
一番調湿してくれてそうなのが洗面脱衣室だ。
ここの壁は四方全て自然乾燥材の板張りにしたんで、いつもサラッとしてて気持ちがいい。
木の家はいい、て言うか、天然(自然)乾燥材はいいね。
もし予算が許すと言うなら、これを読んでるあなたにもオススメする。
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風呂の窓に癒されて
躯体構造に惚れて システムバスはタカラがいい と判断して、廉価版に少しだけオプションを付けて設置したのは正解だったと思う。
まだ地震は体験してないが(笑)
写真はそんな吾が家の風呂から見える空だ。
北から南に、窓の左から右へ入浴のタイミングが合うと飛行機が飛んで行くのが見える。
湯舟に浸かりながら、窓から見える空を眺めるのが好きだ。
前に住んでいた家は湯舟の右側に窓があったので、空を見上げる時には横を向く必要があった。
なので、新居では湯舟の正面に意図して設けた。
これは大正解だった。
どっぷり肩まで湯に浸かっても、空が見れるようになった。
※飛行機はコラージュで、間違ってもこんなに大きく見えない(笑)
実際に湯舟に浸かるとこんな風に空が見える。
※上げ下げ窓の下枠が白いのは、たまたま雲があったからだ。
ただボーっと眺めていると、自然といろんなことが思い浮かんでくる。
何も考えていないようで考えてるみたいな、自由思考のこのひとときが好きだ。
いつも18時頃に風呂に入るので、
陽の長い季節には空を眺めてることが多いが、真っ暗な冬場でも外の景色を眺めてる。
汗をかくほど温まった体で湯舟の縁に腰掛けて、窓から見える遠い灯りを眺めてぼんやりしている。
リラックスタイム、このひとときが好きだ。
窓があるだけで、て言うか、その窓の位置まで考えて設置してやると、天井が低いたった一坪の空間でも癒しの場になり、快適な時間を過ごせるのだ。
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下屋のある暮らしのススメ
住み始めて随分経つのに、て言うか、そもそも不特定多数に公開してる時点で、内覧会ってのは 「変」 だと、他所様のブログを見ると、ついつい思ってしまう天邪鬼なオイラですが、
みなさんお元気で~すか?
まぁどうでもいいことなんだがね(笑)
この家で一番のお気に入りは、この下屋通路だ。
一間幅で奥行きは八間続いている。
間取り24.5坪の小さな家に、これだけ長くて広い下屋を設けると言うのは、
滅多にあるもんじゃないと思うんだが、どうだろ?
建築費の上限は決まっていたが、どうしても譲れない拘りで下屋を省くことだけはしなかった。
その分、下屋の仕上げや内装材で諦めた部分が多いのは仕方ない。
下屋は簡単にあとから追加出来ないんでね。
途中の階段までは基礎高が1mあるので、来訪者の視線も気にならない。
新聞受け、郵便ポストも階段の手前に設けてある。
家の傾きは南南西、ほぼ南向きなのに夏の日差しを遮断してくれる。
暴風雨、暴風雪でもない限り、窓を閉め切らなくてもいいし、椅子と机を置いて煙草をふかしながら珈琲を啜るのもいいだろう。
春と秋にはよくBBQをするが、ここなら雨が降っても出来ないことはない。
やらないと思うけどね(笑)
太陽が南回帰線に近づくにつれて陽もあたるようになり、
小春日和の日には、ここでのんびり過ごすのも気持ち良さそうだ。
そんな下屋のある家は、暮らすのに何かと便利、都合がいい。
これから家を建てる人は、下屋を積極的に取り入れて欲しいと個人的には思う。
「家の作りやうは、夏をむねとすべし」 吉田兼好
西側の下屋には暖房用の薪と、今では全く乗らなくなった自転車が2台が置いてある。
雨雪が直接あたらない外のスペースがあると、とても便利だ。
何度か書いてるが、吾が家には雨樋がない。
雨の日には、軒先から滴る雫が玉砂利の雨落しに吸い込まれていく様を、しばし時を忘れてながめているのも風情があって良いものだ。
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ピークを過ぎた?
4月から楽しませてくれてた庭のサツキ・ツツジもピークを過ぎた?
この花は、て言うか、サツキなんだが、本当にキレイだと思う。
昔から、大好きな花だ。
そろそろ梅雨入りなんだろうが、これから先はだんだん淋しくなる。 サツキが終わると、花はタカサゴユリが咲くだけだったと思う。
視覚的には淋しくなるが、その代わり? 耳は煩くなってきた。
晩方になると蛙がゲロゲロ鳴いてるし、その内に蝉の大合唱も始まるだろう。
ミンミンゼミとアブラゼミは聞いてるだけで暑いね(笑)
夏の終わりに鳴くツクツクボウシはそんなでもない。
自然ってのは巧くできてるわ。
蝉の声ではヒグラシが一番気持ちがいい。
最近一番腹が立ったこと、と言うと大袈裟なんだが、
それは、食べ頃になった真っ赤な苺が鳥に食べられてしまったこと(笑)
女峰、前日に採っておけばよかった。
あとの祭り・・・
今日の写真は今朝の庭の様子、
きのうまでの真夏日から開放されて、終日曇りの予報だ。
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ピクチャーウインドウ
早いもので、ここに住替えてもう5ヶ月が過ぎた。
時の流れと言うヤツは本当に速いと思う。 そうね、思うだけ(笑)
ぐうたらな性格だけはどこに住んでも変わらない。
人生57年を振り返ってみると、何か夢中になるものが無い時はぐうたらなんだよね。
それを充電期間とか言う人もいるけど、そういうのともまた違う。
そうね、ただ単にぐうたらなのよ(笑)
でもなぁ~
そういう生き方しか出来ないんだからしょうがない。
時間に追われない人生ってのが、実はぐうたらでもあるんだよね。
で、確率的にはかなり低いが、ぐうたらの中から夢中になれるものが見つかったりする訳さね。
一生懸命努力して見つける人もいるのかも知れないが、なんかそれって自分には合わないってことだけは知ってる。 まぁいろんな人がいるね。
たぶん、欲が無いこともぐうたらに繋がるな(笑)
もちろん物欲がない訳じゃないし、お金はいくらあっても邪魔にならないと思うが、そういうものにあまり執着しないんだよね。
細君と2人で普通に暮らせるだけの収入があればいいし、巣立った子どもたちが幸せであればいい。
ところで、普通の暮らしって何よ?
そういう突っ込みは止めてね(笑)
まぁとにかく今の住環境に落ち着けたことは、とてもありがたく幸せなことだと思って感謝してる。
目標って言えるかどうかは知らないが、80歳までは生かして欲しいと思う。
ただ生かされるんじゃなくて、自分のことは自分で出来る状態のままでってことなんだが、そのとき細君は72歳、連れ添って50年、めでたく金婚式だ。
このことは、2年前の銀婚式の時に切に願ったことだ。
これさえ叶えば、あとは思い残すこともない。
今は晩酌に純米吟醸酒を2合ずつ飲んでるが、その頃は1合になってるかも知れないが、いつものようにほろ酔いのまま布団に入って朝目覚めない。
それが理想だな(笑)
その後いつになるのかは知らないが、またどこかで生まれ変わるのだろう。
次は地球じゃなくて別の星かも知れないがね。
閑話休題。
タイトル通りなら、この住まいは終の棲家なんだが、それを建てるにあたり、どうしても拘った窓がひとつある。 それはFIXのピクチャーウインドウだ。
家の間取りを考えるにあたり、この土地を見た時に直ぐに浮かんだものだった。
針葉樹と広葉樹が適度に混じった里山を背景に、南向きの斜面には花木を中心に山野草まで、色んな植物があるのを見て、どうしても切り取りたくなってしまったのだ。
窓のサイズは 1690 × 970 で落ち着いた。
大きなピクチャーウインドウも良いとは思うが、これで十分だと思う。
これ以上大きくしても熱損失が大きくなるだけだから止めた。
壁のピクチャーなんだし(笑)
上の2枚は窓に寄って左右を眺めたもので、正面からはこんな感じに見える。
1m離れるとこの位のピクチャーだ。
2~3m離れると、植木がここまで大きく見える。
エアコンの室内機が邪魔くせぇ(笑)
キッチンからは2連ピクチャーだ。
隣地境界が離れているし、そもそも他人の視線がないので勝手口も透明ガラスにした。
トイレの手前にある横すべり出し窓からも庭が見えるんだが、
網戸が入ってるので不鮮明なのが残念だ。
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