下屋のある暮らしのススメ
住み始めて随分経つのに、て言うか、そもそも不特定多数に公開してる時点で、内覧会ってのは 「変」 だと、他所様のブログを見ると、ついつい思ってしまう天邪鬼なオイラですが、
みなさんお元気で~すか?
まぁどうでもいいことなんだがね(笑)
この家で一番のお気に入りは、この下屋通路だ。
一間幅で奥行きは八間続いている。
間取り24.5坪の小さな家に、これだけ長くて広い下屋を設けると言うのは、
滅多にあるもんじゃないと思うんだが、どうだろ?
建築費の上限は決まっていたが、どうしても譲れない拘りで下屋を省くことだけはしなかった。
その分、下屋の仕上げや内装材で諦めた部分が多いのは仕方ない。
下屋は簡単にあとから追加出来ないんでね。
途中の階段までは基礎高が1mあるので、来訪者の視線も気にならない。
新聞受け、郵便ポストも階段の手前に設けてある。
家の傾きは南南西、ほぼ南向きなのに夏の日差しを遮断してくれる。
暴風雨、暴風雪でもない限り、窓を閉め切らなくてもいいし、椅子と机を置いて煙草をふかしながら珈琲を啜るのもいいだろう。
春と秋にはよくBBQをするが、ここなら雨が降っても出来ないことはない。
やらないと思うけどね(笑)
太陽が南回帰線に近づくにつれて陽もあたるようになり、
小春日和の日には、ここでのんびり過ごすのも気持ち良さそうだ。
そんな下屋のある家は、暮らすのに何かと便利、都合がいい。
これから家を建てる人は、下屋を積極的に取り入れて欲しいと個人的には思う。
「家の作りやうは、夏をむねとすべし」 吉田兼好
西側の下屋には暖房用の薪と、今では全く乗らなくなった自転車が2台が置いてある。
雨雪が直接あたらない外のスペースがあると、とても便利だ。
何度か書いてるが、吾が家には雨樋がない。
雨の日には、軒先から滴る雫が玉砂利の雨落しに吸い込まれていく様を、しばし時を忘れてながめているのも風情があって良いものだ。
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