いつか庭の肉桂(ニッキ)でシナモンティー?
クチナシの花は昔から好きで、23年前に建てた最初の家の庭にも植えていた。
あちらの言葉で言うとガーデニア(笑)
キンモクセイの甘い香りとはまた違った甘い香りで、クチナシの方が濃い、
て言うか、重たい甘さのような気がする。
どちらも大好きな香りに違いはない。
先日、閑居の庭にも八重咲のクチナシを植えたんだが、
庭の地面と同じ高さに植えたら、雨の日の水捌けが良くなさそうに見えて、
一昨日、思い切って植え直しをした。
山砂と腐葉土を混ぜ合わせ、盛土をして周りよりも一段高くしてやった。
今朝も強めの雨が降ったが、水たまりが出来ることもなく植え替えた甲斐があった。
葉っぱの色が良くないよね。
これは肉桂(ニッキ)の木なんだが、4月に葉焼けをおこしてしまって、
これでもまだマシな方で、茶色く変色して枯れたものが半分近くあったんだが、
それらを全部切り落とした後でもこんな状態なのだ。
もともと鉢植えの肉桂で、ずっと室内に置いてあり3月には新芽を広げていた。
4月の中旬、春めいて外気温も上がり、もう地植えにしても大丈夫だろうと思ったんだが・・・
室内で開いた若葉を、いきなり直射日光に当てたのは、やはり不味かったようだ。
おまけに、今年の4月は紫外線が強力だったから尚更だと思う。
これは後になって分かったことなんだが、自分がかけてる眼鏡は紫外線で色が変わる調光レンズで、
5月よりも4月の方がグラサン、レンズの色が明らかに濃かった。
もともと暖地系で耐寒性も弱い肉桂が、冬の間を薪ストーブの部屋でぬくぬくと過ごし、
それをいきなり地植えにしたのだから過酷と言えば過酷だ。
南東北の4月は、寒暖の差が激しく朝晩は冷え込むことが多い。
それだけでもストレスなのに、日中は強烈な紫外線に晒されるんだから酷いイジメだ(笑)
鉢植えの状態で外へ出して、少しずつ慣らしてから植え替えるべきだった。
そんな庭の肉桂なんだが、ようやく環境に慣れてくれたのか?
それとも、枯れ葉の剪定が効いたのか?
いつのまにか新たな芽が膨らんできて、いま開きかけている。
上でも書いた通り、肉桂は暖地系の植物で、地植えの北限は関東あたりまでらしい。
なので、南東北の閑居に植えるのは適当でないことは重々承知なんだが、
いつの日か、庭の肉桂でシナモンティーを飲めたらいいなと、ダメ元の一か八かなのだ。
うまく生き付いて育ってくれたとしても・・・
樹皮が剥がせるようになるまでに何年?
それまで、オイラが生きていられるかどうかの方が怪しいが(笑)
おまけ
初雪草を2株だけ植えてみた。
毎日ポチってくれてありがとう!
欲張りでゴメン!