リビングに長椅子、最後のファニチャー?
20年前に買ったNAGANOのダイニングテーブルセットが壊れてきた。
木製のテーブルはキズがあるだけでしっかりしていて、まだまだ使えそうなんだが、
椅子の方の調子が宜しくないのだ。
回転するタイプの椅子で、それを可能にしている回転盤の軸がガタついて座りにくいのと、
座面はそれ程でもないんだが、背もたれのクッションがへたってしまった。
そろそろお役御免、買い替えの時期を迎えてる。
と言うことで、先日細君と二人で家具を見に行ってきた。
壊れかけてる椅子だけ入れ替えるための下見のつもりだったんだが・・・
座り心地を確かめながら、これはどう? いや、こっちの方が好みだとか、
1時間以上かけて店内を見て回り、途中で店員にもいろいろ訊きながら、
最後に2人とも気に入ったひとつの椅子に辿り着いた。
そう、辿り着いたんだが予算オーバーだった。
一番肝心なことは、それがリアルに買えるかどうか予算との兼ね合いだ。
いくらポルシェのデザインが好きでも、軽自動車の購買力じゃ話にならない(笑)
あとは細君の決断を待つだけとなった。
どうする? これに決める?
彼女の決断は意外にも早かった。
どうせ買うなら気に入ったものを長く使いたいと言うことで、
結局はめでたく? お買い上げ~
結婚して28年、組み立て式とかじゃない物、
無垢材のまともな家具を買ったのは、実に久しぶりのことだ。
これでまた20年、最低でも10年以上は使えるだろう。
てことは、もしかすると死ぬまで使うってことか?
最後のファニチャー?(笑)
ここまでが6月30日の出来事だ。
そして昨日、最後のファニチャーが届いたのだった。
だいたい2週間かかったんだが、待たされてると長く感じる。
て言うか、それだけ楽しみにしてたってことだね。
ご覧の通りで、ちょっと変わったレイアウトだ。
注文した椅子は2つで、どちらも同じ大きさの長椅子なんだが、
テーブルの長辺は良いとして、一般的にはこのサイズの椅子を短辺には置かないと思う。
販売側で想定しているのも一人掛けの椅子だろう。
96cmしかないテーブル巾に対して、146cmの椅子なので出っ張りが大きい。
それでも敢えて長椅子にしたのには、ちゃんと理由があるのだ。
それは、晩酌の時に胡坐をかきたいと言うこと、これに尽きる。
一人掛けの椅子だと肘掛けが邪魔で、座れないこともないが窮屈で寛げないのだ。
ならば、肘掛けの無い椅子にすれば済むことなんだが、
気に入ったデザインには設定がないし、別シリーズにすれば統一感が無くなる。
それに、肘掛けが無いタイプは座面が小さいものばかりで、
これまで使ってきた座面の広い椅子は、肘掛けが無いタイプでは見つからなかった。
それならいっそのこと同じ椅子を置いたらいいと、それが結論だった。
どうせ普段は2人暮らしだし、出っ張りが邪魔に感じることも無いだろうし、
仲良く平等に、同じ椅子で晩酌したらいい(笑)
この長椅子のデザインは2人とも気に入っていて、材質は無垢のオーク材にウレタン塗装で、
背面も格子が施されたデザインで、後ろから見てもお洒落なことが決め手だった。
長椅子は一般的に柔らかめのものが多いんだが、
このシリーズは座面・背面ともクッションは固めで、お尻の沈み具合が2人の好みだった。
クラウンのシートよりも、BMWのシートの方が好きなのだ(笑)
座面・背面が簡単に外せることもポイントで、汚れたカバーはクリーニングに出せる。
カラーは何種類か選べたんだが、シック?で渋めのグリーンが気に入った。
ちなみに購入先は、東京インテリアのオークライフシリーズ と言うもので、割と人気商品らしい。
これで国産だったら5万円以上高いかも知れない。
それでも、長椅子2つで20万円弱で、庶民には痛い出費だった。
やっぱし最後のファニチャー?
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